ソマロイ島が世界初のタイムフリーゾーン宣言！？ノルウェーはオーロラだけじゃなく夏は日が沈まない！

Contents

1 ソマロイの夏は69日間のあいだ日が沈まない
2 タイムフリーゾーンのその先は？
3 まとめ

ノルウェーの島、世界初のフリータイムゾーンになりたい

ノルウェー北部の島、ソマロイの人々は世界で最初のタイムフリーゾーンにソマロイ島をしたいと言っています。それには理由があります、ソマロイ島は夏の間の69日間は太陽が沈むことが無いのです。そんな場所が世の中に存在するのか？ってちょっと夢がある話にも聞こえてきますね。ノルウェーって言ったら普通に考えて雪やオーロラといった寒いイメージがあって夏の事なんて考えてもいませんでしたね。

ソマロイの夏は69日間のあいだ日が沈まない

11月から1月にかけて太陽が昇らない長い極夜に耐えた後、ソマロイの夏は5月18日から7月26日までです。そしてその期間は太陽がずっと昇っている為その夏を最大限に利用しようとするのです。夏の間は従来の時間というのは事実上無視されていて、家事をしたり、水泳をしたり、庭でボールを弾いたりするように、人々が夜な夜なあらゆることをしているのは珍しくありません。

いつも日が昇っていて明るいがゆえに、ソマロイの人々は眠たくなった好きな時に眠るのです、そしてこの伝統は何世代にも渡って行われてきました。そして今ではソマロイの人々は彼らの島を正式にタイムフリーゾーンと宣言したいのです。

「常に日がでています。我々はそれに応じて行動します」とソマロイ在住の男性が述べました。

一般的に見たら真夜中にと言いますが、ソマロイの人は「午前2時」と呼び、街を見てみたらサッカーをしている子供たち、家のペンキを塗っている人々、芝生を刈っている人々、そして水泳に行く10代の若者たちを見つけることができます。ソマロイの人達の多くにとって、タイムフリーゾーン宣言をする事というのは、私達が何世代にもわたって実践してきたことを定式化することを意味しているようです。

この発言は冗談または宣伝のように思えるかもしれませんし、事実計画が発表された後にソマロイに観光客が沢山来たというのは本当です、しかしソマロイの地元の人々は真面目にタイムフリーゾーン宣言をしよと真剣に受け止めています。

タイムフリーゾーンのその先は？

すでに請願署名を引き渡すためにノルウェーの議会のメンバーと会い、合法的にタイムフリーゾーン宣言を実現しようと動いています。もしこれが議会で決議される事があったら300名以上のソマロイの住民は往来ある時間を無視する事により、学校や仕事の時間により柔軟性があるものにすることを計画しています。

ソマロイにある長い昼と夜のために、ソマロイはすでにその時間を忘れた土地として知られていました、そしてノルウェーの本土から島に通じる橋には時計が飾られているのです。世界初のタイムフリーゾーンに宣言することに成功したならば、ソマロイには間違いなく時間という概念にとらわれる事がない終わらない夏を楽しみにくる観光客がおとずれるでしょう。