ブラジルのペットショップチェーン店のPetzは、顔認識技術とAI(人工知能)を組み合わせて、犬の顔の表情を分析して自分の好きな商品を買えるようにする画期的なプラットフォームを作成したのです。犬の飼い主にとっての最悪の瞬間というのが、せっかくかわいい愛犬の為にと買った新しいおもちゃで遊んでくれないという事です、この技術によってそのような事態が起きなくなり、犬が自分達が欲しいものを購入する事ができるようになるというのです。
どのような技術が犬の顔認証とAIに使われているのか?
ブラジルの会社Petzによって作られたオンラインのペットストアの「Pet-Commerce」によって、犬が自分の好きな商品を選ぶことができるようになりました、先ほども言ったようにこの発明によって飼い主もがっかりする事もなくなり、犬達も自分達が欲しいものが買えるようになったのです。
使い方はいたって簡単、インターネットで接続されたカメラで犬の顔を認証させます、サイトに並べられている異なる商品をスクロールするときにAIの力を使ってPet-Commerceが犬の表情を分析することが可能になりました。AIがどのように表情を分析するかというと、AIは犬の興奮を検知するようになっているのです。犬の興奮が検知されると商品が自動的にショッピングカートに追加されます、そしてそれを購入する事ができるのです。
顔認識技術は犬の反応を認識して、AIがさまざまな要因に従って、赤(低関心)から緑(高関心)へと犬の興味を評価します。犬の興味が検出されると、商品は自動的にショッピングカートに追加され、犬のオーナーは後で購入手続きを終える事ができます。
Pet-Commerceプロジェクトを現実のものにするために、大手の広告代理店Ogilvyのブラジル支店は、さまざまな犬種の顔の表情とその意味について詳しい情報を持っている、プロの犬トレーナーのレオナルド・オガタ氏と協力しました。
Pet-Commerceのオンラインプラットフォームで使われているAIには、何千もの犬の写真が入っていて、犬によって表現された興味のある細部すべてをよりよく検出することができました、オガタ氏は何十種類もの犬種、そして品種のわかっていない犬種さえも選んだのです。
実際にどのように見極めてるのか?
犬の飼い主は、カメラが犬の反応を認識できるように、コンピュータ、タブレット、スマートフォンなどのデバイスをペットの顔の上にかざしておく必要があります。
Pet-Commerceに並べられているさまざまな商品(骨、おもちゃ、ボール)を閲覧すると、犬の興味を示すかもしれないその商品のビデオが再生されます。オガタ氏は犬が最もよく見える色だと主張している黄色と青ですべてのビデオは作られています。
「カメラを直視し、耳をカメラに向け、耳を傾けないようにしているという気楽な、警戒していない態度は、犬が楽しんでいて製品に興味を示しているという事です。」レオナルド・オガタ氏
犬の飼い主はビデオを見る時には音量を上げることをお勧めします、そして犬をいらいらさせるような行動や拘束をしないように勧めます。
「犬がリラックスしている状況じゃないといけません。例えば犬を持ったり、犬の頭を抱えたりする必要はありません。犬の為にしなければならないのは反応を認識する事ができるように彼らの顔の真上でカメラを持つことです」レオナルド・オガタ氏
Pet-Commerceのサービスは現在は犬だけを対象としていますが、PetzのCEOであるセルジオ・ジマーマン氏は、将来猫のためのシステムが追加される可能性があると述べました。
まとめ
こんな画期的なシステムができるなんて本当にAIの進歩もそうですがどんどん未来化してきていますね、そのうち人間の子供用のシステムも作られたりしそうですね、でもそうなってしまったら本当に大変な事になってしまいそうですね、子供が欲しいものが高すぎて破産する人とかもでてきそう、このシステムって売りたい商品で反応するようにするとかっていう悪い事もできそうですよね。AIの発展というのは悪い人がかかわったらとんでもない事がおきそうです。
Reference: OddityCentral
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