もしもあなたの家の蛇口から出る水道水がピンク色だった時どうしますか?迷わず飲めるという人は少ないと思います、おそらく何かやばい事が起きてるのではないかと不安になってしまうと思います。アメリカのオハイオ州コール・グローブに住む何百人もの人々が、家の蛇口からピンクのペプト・ビズモル(アメリカで売られてる胃薬)のような水が流れてきたのです、しかもそのピンクの水道水は飲んでも安全なようですが洗濯物にシミができる可能性はあるようです。
どうして水道管の水がピンク色になってしまったのか?
2019年6月3日、オハイオ州の小さな村、コール・グローブの住人は、蛇口を流れる水が鮮やかなピンク色に変わったことにショックを受けました。多くの人が心配してその水に対して警戒心を持った市民から何十もの電話を受けた地方自治体は状況の説明とともにお詫びをしたようです。
水がピンク色になってしまった原因は水処理所のポンプ誤動作によるものであり、過マンガン酸ナトリウムが配水タンクに放出されすぎたため異常な水の着色が発生してしまったようです。実験室のサンプルの過マンガン酸ナトリウムレベルがEPA(アメリカ合衆国環境保護庁)の健康リスクガイドラインを下回っていることを示したので、彼らはコール・グローブの住人に水が安全に飲めることを保証しましたが、ピンク色の水が洗濯物を汚す(染色やしみになる)可能性はあるようです。
一日約7ポンドの過マンガン酸ナトリウムしか使用されていないのですが、今回のピンク色の事件が発生した機関では100ポンド以上の過マンガン酸ナトリウムが非常に短い期間でシステムに入り込み、水がピンク色に変化してしまったとコール・グローブの水処理所オペレーターのスティーブン・バーチェット氏はニュースに語りました。
さらにそのような大量な過マンガン酸ナトリウムが入っていても危険ではないと主張しました。
「いったん薄まってしてしまえば、まったく危険ではありません」とスティーブン・バーチェット氏は言います。
過マンガン酸ナトリウムは鉄とマンガンを水から除去するために使用されます。水を酸化することによって、水がパイプラインを通って送られる前に、フィルターによって捕らえることができるより大きな粒子(水酸化物)に変える事ができます。
いつになったら直るのか?
コール・グローブ浄水場は数回浄水場の水のシステムを洗い流したが、それでもピンク色の水がパイプを通って流れている可能性があることを認め、清潔になるまで水を流し続けるよう住民に助言したようです。
ピンクの水は安全に摂取できると当局者は確信していますが、ほとんどの住民は、すべてが正常に戻るまでペットボトルの水を飲むと言っていて、人によってはピンク色の水なんか飲む事は出来ない、そんなのを飲むぐらいならプールの水を飲むと語っていたようです。
まとめ
いくら飲んでも大丈夫と言われていても、ピンク色の水を飲む気にはなれないと思います。飲んでしまってしばらくしてから体が調子悪くなってしまったら困りますからね。でも水の色が変わらない程度で普段は色が変わる可能性がある成分が混じってると思うとなんか何が何だかわからないですね。やっぱりペットボトルの水を飲むべきなのでしょうか。
Reference: OddityCentral
コメントを残す