マクドナルドのハンバーガーや食べ物が腐らないという話を聞いた事がある人もいると思います。あの話を最初に聞いた時はかなり衝撃だったのを覚えています。しばらくの間マックの食べ物には相当な量の防腐剤などが使われているから絶対に食べないほうがいいとかも言われましたよね。そんなマックの腐らない説に新たな論争が産まれているのです。ある条件の下だと普通のハンバーガーも腐らないという話が出てきました。
自家製や普通のバーガーが腐らない条件下とは一体どんなの?
マクドナルドの食べ物が健康的な食べ物ではないことを誰もが知っていますが、1日に6800万人のお客さんにサービスを提供するファーストフードチェーンを皆さんが食べるのをやめたりする事に繋がるわけでなく、ファーストフードとして事実不動の地位を築いています、ドライブスルーもすごい人気です。
したがって、もしもあなたが健康志向で他人にあなたの考えを押し付けるような人だとしたら、あなたは世界中のビッグマック愛好家に恐れられる人となるでしょう。これが「マクドナルドの食べ物は腐らない」という考えが生まれたところです。では誰が一体マクドナルドの食べ物が腐らないという噂を流し出したのでしょうか。
長年の間マクドナルドの食べ物は体に悪くて通常の食べ物のように腐らないと主張されてきたように思われますが、ほとんどの人はJennifer Lovdahlによる2016 Facebook投稿後にこの問題を取り上げ出したというのが事実です。
彼女は「まったく古くなったり、カビがはえたり、腐ったりしてない」と主張して、2010年に購入したマックのハッピーミールの食べ物の写真を投稿しました。写真を見る限り彼女が購入した食べ物はまったく腐っていませんでした。しかし、これは奇妙な出来事ではありません。実際、ほとんどの食品は正しい条件下で同じように腐らないのです。
あなたのビッグマックは腐らないかもしれません!それは水分を含ませない
食品は腐敗したり、カビが生えたり、分解したりすることは正しい条件下で多くありません。それには保存料、疑わしい「化学物質」、その他の成分とはほとんど関係がありません。実のところ、腐敗やそれによって崩壊する原因には湿気があります。食品に水分が含まれていると、腐敗する可能性がはるかに高くなります。腐敗の原因となるカビやバクテリアを増殖させる可能性があるためです。
ただし、食品に水分が含まれていない場合や、食品自体に水分があまり含まれていない場合(たとえば、完全に焼いたハンバーグ)、これらの効果は十分に発揮されません。とある人がマクドナルドと自家製のハンバーガーの両方を異なる組み合わせで使用してどれが腐敗するのかを調べるというはるかに科学的な研究をしました。
実験では、乾燥した環境に放置した場合、マクドナルド(ドライブスルーでも)のものでもあろうとなかろうと自家製のハンバーガーのどれも腐らない事がわかりました。しかし、ジップロック(ジップ袋)に保管されていたマクドナルドのハンバーガーと自家製のハンバーガーは腐敗してしまったのです。
この研究で結論つけられた事はジップロックが袋内部に湿気を閉じ込めることができたので食物がカビを成長させて、そして最終的に腐らせてしまったという事です。
マクドナルドの食品の腐らないという記事のほとんどは科学的なものではないという事実にもかかわらず、人間の潜在的な部分がそういう事を非常に強烈な腐らないという印象を与えて信じさせました。しかし真実は、人体を含め、正しい条件の下で腐敗を避けることができるものはほとんどすべてです。さらにいうとマクドナルドのウェブサイト(アメリカ)でも、マクドナルドの商品が「腐敗しない」理由についてのFAQにセクションも含まれています。
まとめ
正直マックの食べ物は防腐剤で腐らないという話を鵜呑みにしていましたが、そういうわけではなかったのですね。この説が本当だったら同じ条件を再現できたら世の中のほとんどのものが腐らないという事になるのでしょうか。でも水分を含ませない環境を作るというのは結構難しい気もしてしまいます。でもいくら腐ってないからといってそんな古いものを食べるのはちょっと嫌ですよね。
Reference: Ripleys
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