ボランティア活動は長生きにつながる?研究でボランティアは死亡リスクの低下と関連している事が判明!

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不老不死それは昔から様々な人が試みていますが、命あるものは尽きるというのは世の定めであるように不老不死というのは不可能な事だと世の中の人間は理解しているはずです。でもその代わりに可能な限り長生きをするというのがある意味現代の不老不死なのかもしれないです、そしてこんな面白い研究を見つけました、ボランティアと長生きに関連性がある事が判明されました。

ボランティア活動をすると長生きにつながる?

David Fryburg氏の研究によると、ボランティア活動は死亡リスクの低下と関連している事が判明しました。David Fryburg氏は1ヵ月に一度、食事センター(炊き出し)でボランティアをして、困っている人たちに食べ物を提供するのを手伝っているようです。

David Fryburg氏が参加している食事センター(炊き出し)は2人優しい心を持った人に作られて5人から6人チームで活動しているようです。炊き出しの準備はもちろんすごい忙しいようですが本人も満足していて楽しいチーム活動だと語っています。炊き出しの他にも沢山やらないといけない事があるのですが、たとえほんの僅かな時間であっても、炊き出しを必要としている人達に会い、助けになる事を楽しみにしているようです。

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David Fryburg氏は自身が炊き出しをやろうと思った気持ちの始まりは、他人を助けたいという所でした、与えられたという事に感謝するというのがDavid Fryburg氏がとても忙しい時に自分を取り戻す事につながると語っていました。その気持ちに最初に気づいたのは、キッチンとダイニングルームが片付けられた炊き出しの終わりに、軽さ、満足感、そして自身がしようとした目的の達成感が得られてすごい気分が良くなったようです。

ボランティア活動で得られる達成感とは?

アレン・ルクス氏は、この感覚を「Helper’s high(ヘルパーズハイ)」という一種の興奮状態だと言い、他の人を助けた直後に経験することができる陶酔感と考えました。ルクスは2つの段階を定義しました – 最初の段階が高まった陶酔感を特徴として。もうひとつは、長く続く落ち着いた感覚です。最大の効果(高い)は、見知らぬ人を助けることで得られるようです。

今からさかのぼること数年前、アレン・ルクス氏は親切が健康にどのような影響を及ぼしているかを調査していた時に、ボランティア活動が死亡リスクを著しく低下させる事と関連していることを知ったようです。その時に見つけたというのが、ボランティア活動による死亡率の減少は20%から60%範囲でした。

この減少の率はすごい巨大です、例として水のろ過と塩素処理が20世紀初頭に導入された時ようするに人類が清潔な飲料水を飲めるようになったという事ですが、それのおかげで汚染された水による死亡率は約15%から20%低下しました、確率の減少としてみたらそれ以上の効果があるという事になります。

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ボランティア活動に関する観察は人口と時間の経過とともに疫学的研究から来ています。世の中の人々の生活というのはすごい複雑で、「交絡変数」と呼ばれる異なることが同時に起こる事が沢山あります。 例えば、人々は結婚したり離婚したり、仕事を得たり失ったり、喫煙をやめたり、食事をしたり運動をしたりしています。なのでこのような研究では、原因と特定し結果を整理するのは難しいかもしれません。

つまり言い方を変えるとボランティア活動をしている人は、健康的でボランティア活動をすることができるという理由だけで長生きするのかもしれません。そしておそらくボランティア活動をする事が可能な財源(2つの仕事をしているとは限らず)を持っています。

科学者たちはこれらの異なる人生の出来事を合理的な一貫性をもって調整する事を試みる事ができます。研究は一般的にこれらの調整の後にボランティアの効果が残ると報告されています。時間をかけてそれらに従う事はボランティア活動が死亡リスクを減らすという考えにつながります。

ボランティア活動は老化を遅める効果がある?

ある最近のヨーロッパ行われた大規模な研究では、自己申告による健康スコアのテストをしてみた結果。非ボランティアよりもボランティア活動をしている人の方が優れていることがわかりました。そのスコアの差は約5歳の老化に相当する結果となりました。どのようにしてボランティア活動が死亡リスクの減少につながるのでしょうか?それにはいくつかの要因があります。

まず最初のそしておそらく最も重要な要因は、気分の高揚、すなわちストレスの低下です。複数の研究で、ボランティア活動が、鬱病、幸福、そして社交性に対してに良いという結果になりました。

それはアレン・ルクス氏の観測とDavid Fryburg氏の経験と完全に一致しています。

第二に、定期的にボランティア活動をしている人達は予防医療のために医者を訪ねる事が非ボランティアよりも多いと実証されています。おそらくボランティア活動のネットワークがそうするようにしているのだと思います。

最後に、Baltimore Experience Corpsで行われた高齢者のボランティア効果の研究で見られるように、ボランティア活動をしている高齢者はより身体的に活動的であるという結果が出ています。その研究では、女性(男性では無い)は、ボランティアをしていなかった人々と比較して歩くが多くなるという事がわかっています。ボランティア活動は人々を結びつけることや歩く事が健康に良い効果を発揮する可能性があるという事です。

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つながり、目的の達成するおよびやる事に意味を見だすという事は、人生のストレス要因、特に孤独感を軽減するために重要になると言われています。ストレスは病気、特に心臓病の主な原因であるため、つながり、目的達成そして意味を見だすというのは人々にとって有益な変化をもたらします。

そして目的があり、他の人とつながっている時に自分自身の事を考えると言われています。古来より受け手よりも寄付者の方が利益があるという話を聞いた事があると思います。

諺の「寛大な人は繁栄し、他の人をリフレッシュする人は自分自身がリフレッシュされるでしょう」とこの点について語っています。それを唯物論的な観点からのみ見れば、その概念は理解するのが難しいと思いますが、それをスピリチュアル的、そして現代の生物学的な観点から見れば、それは理にかなっています。

何年も前に、私たちの前任者たちは現代の科学技術なしにこの点を理解していました。現在の米国の人口志願者の約25%もしもその割合を増やすことができたらどうなると思いますか。今はボランティア活動をできないけれど、優しい気持ちになりたいのでしたら、親切、思いやり、そして愛のイメージを見てみたりまたは外出して写真を撮ってみてください。我々人間は親切な行為を見てもその気持ちになれるんです。

まとめ

ボランティア活動がもたらす様々な効果をもう確証されたといってもいいでしょう。昔から他人様には良くするように、良い事をしたら良い事が帰ってくるとは良く言ったものですね。みんながみんな優しい気持ちになれるのだとしたらその時には本当に人類が不老不死になったりする事もありえなくはないのかもしれません。

Reference: Psychology Today

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