あなたはベッドに横たわって好きですか?もしも好きなら必見な話があります、NASA、欧州宇宙機関、およびドイツ航空宇宙センターで2ヶ月間ベッドに横たわるバイトを募集していてUS18,500ドルも横たわるだけで支払ってくれるようです。ベッドで横たわる(寝る)仕事はドイツのケルンで行われるためどこでもいいから寝ていてほしいわけではないです。もしもその研究の為にドイツに行けるのでしたら必見な話です。
募集者の対象や期間はどのくらいなのか?
今回の2か月間ベッドに横たわるバイトの目的というのは体が無重力にどう適応するかをよりよく理解するように設計された研究の一部です。バイトの条件なのですが女性で、24歳から55歳までの年齢の間でドイツ語を話す人を探しているようです、男性の方は残念なお知らせです。この試験の正式名称はAGBRESA(Artificial Gravity Bed Rest Study)と言います。
60日間ベッドに横たわっていることに加えて、研究の始まりと最後にオリエンテーション、休息およびリハビリテーションのための他の日があります。実質研究のために拘束される期間は89日であり、それに加えて研究の後の年に数回のフォローアップ検査が行われます。AGBRESAはすでに研究のフェーズ1が行われていて、研究者たちは現在フェーズ2の候補を探しています。
人間の体は無重力にどう適応するか?
実験の仕事内容ですがただ寝ていればいいという話ではないです。見事今回の実験に選ばれた人は、60日間連続して1日24時間、週7日、ベッドにいなければなりません。それは、トイレの休憩、入浴、食事の為にも起き上がらない事を意味します。
しかも時給で換算すると1時間13ドルという過酷な無いような割に安い金額です。そして研究のために、姿勢に対しても決まりがあり、頭をわずかに下向きに傾けられてベッドに横にならなければいけません。欧州宇宙機関のJennifer Ngo-Anh氏は、その体制が宇宙飛行の状況を再現する為に役立つと語ります。
「ボランティアが頭を水平の約6度下に傾けてベッドに横たわっていると、宇宙飛行が人体に及ぼす影響の多くをシミュレートまたは再現することができます」
「これはボランティアを困らせることではありません、実環境に近づけた実験をする為です。」
とNgo-Anh氏は言います。
さらに同氏は、この条件が厳しく実験参加希望者が無くなるとは考えていないようです。
「多くの人が、人間を長期間宇宙で暮らせる為に役立つ高度な事に貢献するという考えに興味を持っています」とNgo-Anh氏は言います。
ボランティアはまた、それが宇宙飛行の影響に対する対策になり得るかどうかをテストするために人工重力にさらされます。この研究でプラスの効果をもたらすことが判明した場合、今後の宇宙飛行任務の公式対策として使用される可能性がある。
Ngo-Anh氏によると実験対象者が実験中に何らかの運動をしたい時の為に、ベッドでのジャンプからベッドでのサイクリング、さらにベッドに取り付けることができるその他の工夫まで、あらゆることをテストしているようです。
まとめ
ただ寝ているだけでお金をもらえるうまい話があるなと思いましたが、やっぱり世の中はそんなに甘くないですよね。時給にして13ドルそして89日間の拘束というのは結構長いですよね。しかも60日間寝たきりというのを経験した事ないのですが、それってその後に起き上ったりするのに支障とかでるんじゃないかもすごい不安です。
Reference: NPR
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